ボーイとして働く以前に、男ならスーツに関してこだわりを持っておきたいよね。
かといって、スーツを着る仕事をしたことがない人や、就活用のスーツしか持っていない人もいると思う。
自分に合ったスーツの着こなしは、カッコよく見えるだけでなく「仕事ができそう」という印象も与えられるんだ!
スーツに合わせるシャツやネクタイ・身だしなみなど、気を遣う場所がいくつかあるので、1つずつ解説していくよ!
ボーイ・黒服の服装は基本的に「黒いスーツ」

ボーイは「黒服」とも呼ばれることから、黒いスーツを着ているイメージがあると思うけど、基本的にはそれで正解。
ホストクラブで働くなら、白や光沢素材のスーツも良いだろうけど、あくまでキャバクラはキャストが主役なので、黒スーツでシンプルに決めるのがベスト。サイズさえ合っていれば、1万円以下の安物でもカッコよく見えるはずだよ。
ただし、ネクタイまで黒にしてしまうと、単なる喪服になってしまうので注意!
白シャツに、派手すぎない柄や落ち着いた色のネクタイがおすすめ。細めのストライプ柄やドット柄で、色はダークレッドやネイビーが無難かな。
靴は、黒か茶系の革靴がおすすめ。ボーイの仕事は店内を歩き回るため、なるべくゴムのソールや柔軟性・クッション性が高いものにしよう。
黒スーツでも華やかさを多少出すために、ネクタイピンやカフス・腕時計などのアクセサリーが必要なお店もあるから、事前に確認しよう。
■お店によってはボーイ用のスーツを借りれる場合も
スーツを持っていない場合は、お店から借りることができるか確認しよう。
お金がないからこそ、高時給のボーイの仕事を始めたいという人も多いはず!初期費用はなるべくかけたくないよね。
新人ボーイ用のレンタルスーツを用意しているお店もあるから、面接時に聞いてみるといいよ。
普段はレンタルスーツの用意がないお店でも、スタッフが退職したばかりで余っている場合や、スーツを新調した先輩がお下がりをくれる場合も少なくない。
求人広告にスーツに関しての表記がなくても、ダメもとで聞くのもアリ!
■ジャケットは着用しなくてよいケースがある
キャバクラのボーイは動き回るし、ドリンクを出す時にもジャケットが邪魔になることがある。
そのためお店によっては、「白シャツ」+「ベスト」+「ネクタイ」というスタイルでもよいケースも珍しくない。
ベストの際はしっかりシャツをパンツの中にしまって、シャツがだらしなくはみ出るなんてことがないように!
■とりあえずシャツだけは何枚も持っておくと良い
スーツは1着しかなくてもどうにかなるけど、シャツは余裕を持って複数枚を揃えておこう。
直接肌に触れる襟元や袖口が汚れやすいから、清潔感を保つために毎日変えたほうがいいよ。
シミやシワがあるシャツなんて、だらしなく見えるので論外だね。特にお店が高級店の場合、厳しく注意されるポイントだよ。
アイロンがけやクリーニングに出す余裕がない人は、洗濯機で洗えるシワがつきにくい素材のシャツを選ぶのがおすすめ!
スーツのセットをいくつか用意するのは、金銭的に余裕が出てきたらでOKだよ!
ボーイ(黒服)の髪型や髭など「身だしなみ」について

夜のお店だし、髪型や髭は自由にしていいんじゃない?と思う人もいるかな。
しかし、ボーイの身だしなみは清潔感が重視されるから、派手な髪型や髭は倦厭されてしまうんだ。それに高級店であればあるほど、見た目は落ち着いているほうが好まれる。
身だしなみで気をつけたいポイントをそれぞれ解説するね。
■髪色・髪型
髪色は、暗めの茶髪〜黒髪が理想かな。金髪やカラフルな派手髪は基本的にNGだね。
長さは肩につかないようにして、前髪も目や耳にかからないスッキリした短髪がいいよ。
パーマもゆるめならOKだけど、ドレッドヘアーとか刈り上げとか、目立つ髪型はNG。
そして、ノーセットでの出勤も好ましくないかな。寝癖のまま出勤するなんて、もってのほか。
ワックスやジェルで自然にセットして、好青年な印象を目指そう。
■髭
髭は、長さや形によってOKなお店もあるけど、基本的には剃っておくのが無難だね。少なくとも、面接時や出勤初日は剃っておくのがベター。
生やす場合も、きちんと整えて長さをカットするなど、気を遣う必要がある。
もし先輩や同僚が髭を生やしている場合、似た雰囲気ならばOKであることが多いかな。
とにかくお店の雰囲気を乱さないことが大切なので、服装や身だしなみについては先輩に聞くのもおすすめ!